ミツガシワ科

花はがく・花冠が5裂し、花冠の縁は細かく切れて房状になるものが多く。雄蕊は5本あり、子房上位。

ミツガシワ科(Menyanthaceae)は双子葉植物に属す科で、湿地または水中に生育する草本、5属60種前後が世界的に分布しています。日本には3属5種が自生しています。
花はがく・花冠が5裂し、花冠の縁は細かく切れて房状になるものが多く。雄蕊は5本あり、子房上位。
葉は互生し、通常葉柄の基部はさや状になり拓葉はありません。ミツガシワ(3出複葉)以外は単葉で、水草のアサザ属ではスイレンに似た円い葉が水面に浮く。

植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。

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アサザ・浅沙

6~8月にかけて水面上に径3~4cmの黄色く可憐な花を咲かせます。朝早く開き午後閉じる一日花です。

科属:ミツガシワ科アサザ属
園芸分類:多年草水生植物
花期:6~9月
花色:黄色
備考:絶滅危惧Ⅱ類

ガガブタ・鏡蓋

名前の由来は光沢のある丸い葉を鏡(ガガ)と蓋に見立てたともいわれる。

科属:ミツガシワ科アサザ属
園芸分類:多年草水生植物
花期:7~9月
花色:白色
別名:オトコジュンサイ、イカリモ

ミツガシワ・三槲

白い花が湿地一面に広がっています。名は槲(柏)に似た3枚の葉っぱを持つことから。

科属:ミツガシワ科ミツガシワ属
園芸分類:多年草
花期:4~6月
花色:白色

飾り罫

園 芸 分 類