ミズアオイ科

ホテイアオイなどが夏場の観賞用に浮き草として販売される。

ミズアオイ科(Pontederiaceae)は単子葉植物の科で、水草、9属33種ほどからなる。世界の熱帯から一部温帯に分布する。日本にはミズアオイとコナギが自生。最も有名なのは南米原産のホテイアオイ(ホテイソウ)で、世界の熱帯・亜熱帯の河川・湖沼に広く野生化し、問題となっている。
観賞用としてもアクアリウムの水草として販売されていたり、ホテイアオイなどが夏場の観賞用に浮き草として販売される。コナギは水田雑草として知られるが、古くは食用にした。
界 : 植物界 Plantae
門 : 被子植物門 Magnoliophyta
綱 : 単子葉植物綱 Liliopsida
目 : ユリ目 Liliales
科 : ミズアオイ科 Pontederiaceae

植物分類体系は牧野富太郎博士の植物図鑑をはじめ、市販の植物図鑑等(2013年出版)で今でもよく使われていますが、植物の分類体系にゲノム解析による分類の研究が盛んとなり、APG植物分類体系が将来の標準になるようです。
このため、当サイトでは順次移行することとし、旧科名と名称でもリンクできるようにし、変更したことを表記いたします。

花名・名称および写真をクリックしてください詳細ページにリンクします

ホテイアオイ・布袋葵

水面に浮遊する水草で、観賞魚の飼育用にも用いられている。

科属:ミズアオイ科ホテイアオイ属
園芸分類:多年草(水生植物)
花期:7~9月
花色:淡青紫色
別名:ホテイソウ、スイギョウ、ウォーターヒヤシンス

ミズアオイ・水葵

名は、水中に生え、葉がカンアオイなどに似ているため。昔はナギ(菜葱)とよび、食用にしていた。

科属:ミズアオイ科ミズアオイ属
園芸分類:一年草、野草
花期:7~10月
花色:青紫色

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園 芸 分 類