秋に咲く花の特徴としては、耐暑性が強い花が挙げられます。
熱帯地方原産の花や大陸から入ってきた丈夫な種類も多いようです。
一般的には9~11月が秋ということになっていますが、もっと以前から咲いている花もあります。また、秋から初冬まで咲き続ける花もあります。
9月から咲きだすというよりも、初夏に植え付け、10月頃まで咲き続けるというものも多いかもしれません。
春まき一年草 花期:6~9月
アスターとも呼ばれていますがアスター属ではなく、1属1種のカリステフス属です。
属名はギリシャ語で「美しい冠」の意味で、タネの冠毛が2列に生えて美しいことによります。
切り花では通称名アスターとして通っていますが、宿根アスター(ユウゼンギク)とは違う種類でややこしい呼称になっています。
日本に渡来したのは江戸時代中期です。日本では江戸時代から改良が進み、日本のエゾギクは欧米でも非常に評価されています。
切り花、特に佛花用として栽培され、お盆や秋のお彼岸などに欠かせない花です。