シロバナタンポポ・白花蒲公英 dandelion

最近では関東地方でも見かけるが、どちらかというと西日本に多い。

日本在来種。関東・北陸地方以西に自生しています。
2~5月にかけて白い花をつける。頭花(花に見える部分全体)のサイズは直径3.5~4.5cmほどになります。
白く見える部分は舌状花(頭花を作るひとつひとつの小さな花)の花冠(「花びら」に見える部分)で、中央の花柱部は黄色です。
舌状花は1つの頭花におよそ100個ほどで、他種と比べて比較的少ない。ゆえに結実する種子も比較的少ないが、他の日本在来種の主なタンポポとは違い、5倍体で単為生殖が可能です。
他のタンポポより舌状花が少なく白色なので区別は容易です。シロバナタンポポは在来種であり、中国地方では広く分布しています。
瀬戸内側を除き、セイヨウタンポポなどの帰化種が入るまでは、タンポポといえばシロバナタンポポを指していました。
シロバナタンポポも染色体数は5nであり、単為生殖を行います。総苞外片はやや反り返り突起が顕著です。
白のタンポポの花言葉は、「私を探して」「私を見つめて」です。

シロバナタンポポ シロバナタンポポ

【基本データ】
科属:キク科タンポポ属 シロバナタンポポ
園芸分類:多年草 
品種名:シロバナタンポポ
英名:ダンディライオン(dandelion) 
学名:Taraxacum platycarpum (カントウタンポポ)
学名:Taraxacum officinale(セイヨウタンポポ)
漢字表記:蒲公英 
花期:3~5月
花色:白、黄色 
草丈:15~ 30cm 
原産地:地中海沿岸・中央アジア
花言葉:私を探して、私を見つめて
誕生花:2月7日、2月18日、3月23日、5月3日
撮影:2018.04.08 水元公園
撮影:2013.04.05 葛飾区中川水辺の公園
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