イチリンソウ・一輪草

多くの花が盛りになる頃、山麓の草地や落葉樹林の中や、沢沿いなどに自生しています。

林床や草地などで白い花を咲かせる。
イチゲの仲間と同じように1茎に1花をつけますが、花ビラに見えるがく片の数が少ない。
おもに落葉広葉樹林の下や林縁に生えます。
花期は4~5月、花茎の高さは20~30cmになり、直径4cmの花弁状の萼片を持つ花を1個、花茎の先端につけます。
がく片は白色でふつう5~6枚、裏面は紅色を帯びる場合があります。
花弁はない。根出葉は1~2回3出複葉で、小葉は羽状に深く裂けています。
小石川植物園では、野草の管理がほとんどされていないため、足元を注意しながら歩かないと、ツブしてしまう恐れがあります。
逆に花の知識があればすぐそばで観察できるところがいいところです。

【基本データ】 イチリンソウ・一輪草
科属:ユキノシタ科ムクデニア属 
園芸分類:耐寒性多年草
品種名:イワヤツデ
学名:Mukdenia rossii 
漢字表記:岩八手 
花期:3~5月
別名:タンチョウソウ(丹頂草) 
花色:白色
原産地:中国東部~朝鮮半島 
草丈:20~30cm 
花言葉:愛嬌 
誕生花:――
撮影:2013/03/24 都立水元公園

イチリンソウ・一輪草

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