ムラサキサギゴケ・紫鷺苔 Miquel's mazus, Manchurian violet

名前の由来は、コケのように地面に広がり、花の形がサギの頭に似ていることによります。

ムラサキサギゴケ・紫鷺苔は、ハエドクソウ科の多年草。別名、サギゴケ(鷺苔)。
ただし、本種の白花に限ってサギゴケということもある。和名は、花が紫色で、形がサギ(鷺)に似ていることから。
ムラサキサギゴケ・紫鷺苔 日本の本州、四国、九州の湿ったあぜ道などの日当たりの良い場所に生える多年草。匍匐茎で広がっていきます。
田のあぜなど湿った場所に生える多年草。走出枝(そうしゅつし)を出して増える。
花期は春~初夏。花は紫(たまに白)で、中央の黄褐色の部分に毛が生えています。
花の上唇は深裂するが、裂け目の角度が浅くわかりにくいことがあります。
花茎は高さ5~15センチになります。
花は長さ1.5センチの唇形で、上唇は2裂し、下唇には黄褐色の隆起した斑紋があり、先は3裂。白色のものをたんにサギゴケという場合があります。 水元公園内のグリーンプラザ裏水べの野草園標識周辺にヌマトラノオの咲いている時期頃にたくさん観察できます。
名前の由来は、コケのように地面に広がり、花の形がサギの頭に似ていることによります。

【基本データ】 ムラサキサギゴケ・紫鷺苔
科属:ゴマノハグサ科サギゴケ属
園芸分類:多年生草本(耐寒性)野草
品種名:ムラサキサギゴケ
学名:Mazus miquelii
英名:Miquel's mazus, Manchurian violet
漢字表記:紫鷺苔
花期:4~6月
花色:紅紫、白色
生育地:田の畦、湿地
花の大きさ:1.5~2cm
別名:サギゴケ
草丈:5~15cm
原産地:日本
分布:本州~九州
耐寒性:強い
利用法:野草
花言葉:――
誕生花:――
撮影:2010/04/24 都立水元公園
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