ツクバトリカブト・筑波鳥兜 Aconitum tsukubense

花びらのように見えるのは萼です。

ツクバトリカブト・筑波鳥兜 トリカブトの名前は、花姿が舞楽の演者がかぶる鳥兜と呼ばれる兜に似ていることからつけられたようで、武士のかぶった兜とは多少異なるようです。
ツクバとは茨城県の筑波山で、ここで発見されたことによります。
丘陵地の林縁などに生える多年草で、林縁などでは斜上し、草原では直立しています。花びらのように見えるのは萼です。
本種は全草有毒植物であり葉の形が、ニリンソウやゲンノショウコと類似しているため間違って食用する例があり、十分な注意が必要です。


【基本データ】 ツクバトリカブト・筑波鳥兜 科属:キンポウゲ科トリカブト属
園芸分類:多年草(耐寒性)山野草
品種名:ツクバトリカブト
学名:Aconitum japonicum ssp Maritimum
漢字表記:筑波鳥兜
花期:8~10月
花色:深紫色
花の大きさ:3~4cm
別名:
草丈:80cm
原産地:日本
分布:東北地方南部~九州
耐寒性:強い
利用法:薬
花言葉:――
誕生花:――
撮影:2010/10/24 都立水元公園

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