ロサ・ルゴサ/ハマナス Rosa rugosa

原種バラには珍しく返り咲きの性質があるので、7~8月にも咲きます。

バラは樹形から3タイプに分けられます。
木立ち性(ブッシュ・ローズまたは木バラ)、半つる性(シュラブ・ローズ(S))、つる性(つるバラまたはクライミング・ローズ(CL))です。

ロサ・ルゴサ/ハマナス

「ジャパニーズ・ローズ」と呼ばれ、日本にも自生するアジアの代表的野生バラ。
北海道の道花ともなっている原種バラです。ほとんどが浜辺に自生しているせいか、漢字表記は「浜茄子・ハマナス」。
現在では浜に自生する野生のものは少なくなり、園芸用に品種改良されたものが育てられています。
花径6~8cmの濃いピンク色の比較的大きな花弁の一重咲きの花を5~6月に咲かせ、原種バラには珍しく返り咲きの性質があるので、7~8月にも咲きます。
サッカー(吸枝)を伸ばしてふえることが多い。自生状態では、潮風の影響からか、かなり樹高が低い(30cm程度)が、花壇などに植えると大きくなります。
耐寒性が強く、北海道、東北などでは緑化用植物として利用されることも多い。
病気耐性もあり黒星病や害虫の被害はないようです。
別名は浜茄子(ハマナス)、浜梨(ハマナシ)、(マイカイ)。

ロサ・ルゴサ/ハマナス 【基本データ】
科属:バラ科バラ属
系統:[ Sp ]原種
品種名:ロサ・ルゴサ
英名:Rosa rugosa
花期:5~8月
開花性:返り咲き
花色:濃いピンク色
花の大きさ:6~8cm
花形:一重咲き
別名:ハマナス、ハマナシ、マイカイ
香り:微香
樹高:1.5m
作出:
交配親:
花言葉:照り映える容色、悲しくそして美しい、見栄えの良さ、
香り豊か、あなたの魅力にひかれます、旅の楽しさ』

誕生花:7月5日、9月7日
撮影:2013.05.12 都立向島百花園

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ロサ・ルゴサ/ハマナス ロサ・ルゴサ/ハマナス ロサ・ルゴサ/ハマナス

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