ヒメリュウキンカ・姫立金花 Lesser celandine
基本は黄色の一重咲きですが、白花、バイカラー、八重咲きなど個体変異も多く、多くの品種があります。
ヒメリュウキンカはイギリスやヨーロッパ大陸の山地の湿った草原や湖沼畔に生える、小型のキンポウゲの仲間です。
5月の水辺に咲くリュウキンカとよく似ていますが、ヒメリュウキンカは水辺ではなく山地に咲きます。
春に次々と咲く黄色の6~8枚の花弁は萼花弁で、キラキラと太陽に輝かせながら開くさまは、あたかも小型のリュウキンカのようです。
比較的長期間にわたり光沢のある小さい一重の黄色い花を咲かせます。
基本は黄色の一重咲きですが、白花、バイカラー、八重咲きなど個体変異も多く、葉の形や斑入りなど葉の模様にも変化があり、多くの品種が生産され流通しています。
非常に丈夫な植物であることも含め、世界中の愛好家に親しまれています。
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【基本データ】
科属:キンポウゲ科キンポウゲ属
園芸分類:耐寒性多年草(宿根草)山野草
品種名:ヒメリュウキンカ
学名:Ranunculus ficaria
英名:Lesser celandine
漢字表記:姫立金花
花期:2~5月
花色:黄、白、山吹色
花の大きさ:3~4cm
別名:欧州金鳳花
草丈:5~20cm
原産地:イギリス、ヨーロッパの温帯
耐寒性:強い
耐暑性:強い
花言葉:会える幸福、人見知り
誕生花:2月7日
撮影:2013.03.19 埼玉県花と緑の振興センター