ヤブラン・藪蘭(1)  

立ち上げた花茎の先に淡紫色の小花を穂状(すいじょう)につけます。

ヤブラン・藪蘭 やぶに生え、葉の形がランに似ているためこのような和名がつけられたとされています。ランではなくユリの仲間です。
光沢のある細長い葉が束になって根元から生え、立ち上げた花茎の先に淡紫色の小花を穂状(すいじょう)につけます。
根生する葉に黄白色の覆輪が入る栽培種がフイリヤブランと呼ばれる。
よく栽培されるのはフイリヤブランで、黄覆輪葉と白縞葉があり、和洋どちらの庭にもよくあいます。
開花は午前10時ごろ、夕方の6時過ぎに閉じて翌日再び開くことはありません。一日花です。
新葉のときに先だけ白くなるオキナヤブランなどの園芸品種とともに、花だんのふちどりなどによく使われる。初秋に紫色の小花を総状に多数つけます。
ヤブラン・藪蘭 【基本データ】
科属:ユリ科ヤブラン属
園芸分類:多年草
品種名:ヤブラン
学名:Liriope muscari
漢字表記:藪蘭
花期:7~9月
花色:淡紫、白色
花の大きさ:花序は長さ10cm
草姿:立性
草丈:20~40cm
原産地:日本、東アジア
耐寒性:強い
分布:本州~沖縄
別名:ヤマスゲ、リリオペ、サマームスカリ
利用法:花壇、鉢植え、グランドカバー
花言葉:忍耐、謙遜
誕生花:9月20日
撮影:2013/09/22 川口市立グリーンセンター
撮影:2011/11/20 都立水元公園、都立向島百花園

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