シュウメイギク・秋明菊(1) Japanese anemone
キンポウゲ科の特徴として、花弁のようにみえる部分は萼(がく)です。
秋になると我が家の庭にも毎年咲いてくれる、和風、洋風どちらの庭にも合う花。
この花は細い茎に沢山の花をつけるのですが、規則性がなく撮影しにくい花の一つです。
菊と名前が付いていますが、キクの仲間ではなく、キンポウゲ科のアネモネの仲間です。
キンポウゲ科の特徴として、花弁のようにみえる部分は萼(がく)です。
中心部にある緑色のものが雌しべ、周囲にあるオレンジ色のものが雄しべです。
いわゆる花びら(花弁)を持っていません。
中国から古い時代に入ってきた帰化植物です。
現在一般にシュウメイギクと呼ばれているものは交配された園芸品種が多い。
この花が咲く頃になると残暑の日が少なくなって、爽やかな秋風が吹くようになります。
【基本データ】
科属:キンポウゲ科アネモネ属
園芸分類:多年草
品種名:シュウメイギク
学名:
Anemone hupehensis var. japonica
花期:9~10月
漢字表記:秋明菊
花の大きさ:5~7cm
花色:紫紅、ピンク、白色
草姿:立性
耐寒性:強い
草丈:50~100cm
原産地:日本、中国
別名:キブネギク(京都の貴船山に自生が見られるため)
利用法:花壇、鉢植え
花言葉:忍耐、多感なとき、薄れゆく愛、利益
誕生花:9月30日、10月12日、10月15日
撮影:都立神代植物園、花の美術館、葛飾区内自宅