ヒラドツツジ・平戸躑躅 Hirado azalea

自然交配と実生を繰り返されてできた、大型のツツジ品種を指します。

ヒラドツツジ・平戸躑躅 長崎県平戸は古くから交易の中心地であったため各地のツツジが持ち込まれ、自然交配と実生を繰り返されてできた、大型のツツジ品種を指します。
ケラマツツジ(沖縄諸島原産)、モチツツジ(中部日本原産)、キシツツジ(西部日本原産)、タイワンヤマツツジ(奄美大島〜台湾、広東〜雲南)などが平戸で栽培されていたことが名前の由来と言われています。
寺院や武家屋敷内で、それらが自然交雑し、実生を繰り返し、大輪のツツジ群が出来たと思われます。
今では品種も400種を超え、代表品種は大輪・白花の白妙、同じ大輪・紫色の大紫、ピンク色の曙などがあります。
常緑低木で、4~5月頃に大きな花を開花させる。庭木、公園木、生け垣などに使われる。

ヒラドツツジ・平戸躑躅 【基本データ】
園芸分類:半常緑低木
科属:ツツジ科ツツジ属
品種名:ヒラドツツジ
学名:Rhododendron × pulchrum
漢字表記:平戸躑躅
花期:4~5月
花色:白、桃紫、緋赤、底紅等
花の大きさ:径6~10cm
別名:リュウキュウツツジ
樹高:1~2m
葉のつき方:互生
原産地:日本
栽培適地:東北南部以南~沖縄
利用法:庭木、鉢植え
撮影:2018.04.20 神代植物公園
花言葉:恋の喜び、節度、慎み
誕生花:4月25日

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ヒラドツツジ・平戸躑躅 ヒラドツツジ・平戸躑躅 ヒラドツツジ・平戸躑躅

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