トルコキキョウ Eustoma

暑い時期に咲く花としては花もちがよい。

トルコキキョウ 灰緑色の葉をつけた茎が直立し、カップ状の美しい花を開きます。
暑い時期に咲く花としては花もちがよいので、主に切り花としての需要が多く、花束やフラワーアレンジをはじめ多彩に利用されています。
紫が基本色ですが、最近は色合いも桃、藤、白、複色と豊富になりました。
またトルコキキョウと名前がついていますが、原産地は北アメリカからメキシコ北部あたりで、キキョウの仲間でもありません。
日本へは大正から昭和にかけての頃に入ってきたとされている。
農家の間で栽培されていたが、あまり出回らなかった。
二度にわたる世界大戦によって数々の園芸植物が失われたがユーストマも例外ではなく、海外ではほとんど絶えてしまった。
しかし日本では細々ながら他国より多く生き残っていたようである。
昭和の終わりごろ(昭和40年代前後)から品種改良が進みはじめました。
現在では日本はユーストマの品種改良の中心となり、全体の品種のほとんどが日本産である。
近年ではその姿や花色の豊富さ、花持ちが良いなどから和洋、冠婚葬祭問わず幅広く切花として利用されるようになっている。
和名はトルコギキョウ(キキョウと濁さない事もある)であるが、由来には諸説ありよく分かっていない。

【基本データ】 トルコキキョウ 科属:リンドウ科ユーストマ属
園芸分類:非耐寒性秋まき一、二年草
和名:トルコギキョウ
別名:ユーストマ、リシアンサス
学名:Eustoma grandiflorum
英名:Eustoma
花期:5~9月
花色:紫、白、ピンク、黄色
草丈:20~100cm
原産地:アメリカコロラド州~テキサス州・メキシコ・西インド諸島
花言葉:変わらぬ美、希望(白)、優美(桃)
誕生花:7月18日、7月20日、8月18日
撮影:2003.01.13 南房総

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