ガマ・蒲 Broadleaf cattail, Bbulrush

ソーセージ状にふくれた果穂は、やがてほぐれて白色の長い毛のある種子を風で飛ばします。

ガマ・蒲 池や川縁などに生える多年草。都立水元公園では水生植物園地区で観察できます。
ソーセージ状にふくれた果穂は、やがてほぐれて白色の長い毛のある種子を風で飛ばします。
この毛がいわゆる「蒲の穂綿」です。
花後雌花穂はふくれ、雄花穂は花が落ちて軸だけが残ります。
1.5m以下で、花穂が小型で葉も幅約1cmと細いものは、コガマという別種です。
花粉は生薬名を蒲黄(ほおう)といい、切り傷や火傷の薬になります。
アイスキャンデーのような花姿ですが、活花で活用されているようです。

【基本データ】 ガマ・蒲
科属:ガマ科ガマ属
園芸分類:多年草
品種名:ガマ
学名:Typha latifolia
和名:ガマ
漢字表記:蒲、香蒲
花期:6~8月
花色:赤褐、茶色
花びら:なし
花の大きさ:
雌花穂の直径6mm、長さ10~20cm
葉のつき方:互生
分布:北海道~九州
草丈・樹高:100~200cm
原産地:日本
花言葉:救護、慈愛、従順
誕生花:1月23日、7月19日、11月10日
撮影:2013.08.27 都立水元公園

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