トレニア(1) Wishbone flower

この花がきれいに咲き始めると、いよいよ秋風が感じられます。

トレニア 初夏から秋まで、スミレに似た小花を次々と咲かせることから、別名を「夏すみれ」と言われています。
原種は一年草ですが、園芸種として改良されたものに多年草の品種があります。
暑さに強く、性質は強健で、たいへんに多花性ですから、夏の花壇や鉢花に適しています。
花色は紫色が基本ですが、可愛らしいピンクや白色の他に淡青、黄色などがあり、多くの品種があります。
学名のトレニアは、牧師の名にちなみます。
草丈はあまり高くならず、よく分岐してこんもりとした株に、一見スミレににた愛嬌のある唇形花(しんけいか)をつけます。
サラダの彩など、食用花としても利用されています。
冷気にあうと葉が赤紫に色つぎ、夏の花時とは異なった風情が楽しめます。
この花がきれいに咲き始めると、いよいよ秋風が感じられます、涼しげなブルーがすてきです。こぼれタネで次の年も開花します。

【基本データ】
トレニア 科属:ゴマノハグサ科トレニア属 
園芸分類:非耐寒性春まき1年草 
学名:Torenia fournieri 
英名:Wishbone flower
花期:5~10月
別名:ナツスミレ、ハナウリグサ 
花色:紫、淡青、ピンク、白色 
花の大きさ:3cm 
草姿:立性
草丈:20~30cm 
原産地:インドシナ 
耐寒性:弱 
利用法:花壇、鉢植え、寄せ植え
花言葉:温和、可憐、欲望  
誕生花:8月4日、9月27日
撮影:2021.10.05 水元公園
撮影:2013.09.22 花と緑の振興センター
撮影:2010.05.31 しょうぶ沼公園

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トレニア トレニア トレニア
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