カンパニュラ(1) Bellflower

花色は、青や紫または白が多いが、ピンク色のものもあります。

カンパニュラ(Campanula spp)は、キキョウ科ホタルブクロ属の、主として地中海沿岸地方に原産する植物から改良された、観賞用植物の総称です。 北半球の温帯から冷帯の広い範囲に分布し、全部で300種ほどあります。すべて草本で、大半は多年草ですが、1、2年草のものも少数あります。 カンパニュラの名前の由来は、ラテン語の釣り鐘を意味することばに由来し、花の形が釣り鐘に似ているからです。
同じカンパニュラ属では、リンドウザキカンパニュラ、モモバキキョウなどがあります。
草丈は30cm~2mくらい。ロゼット型の根生葉があり、茎につく葉は互生しています。葉には様々な形があります。 花は晩春から夏にかけて咲くものが多く、総状花序または穂状花序をなし、釣り鐘型の3~8cmくらいの花を数輪から数十輪咲かせます。 花色は、青や紫または白が多いが、ピンク色のものもあります。横向きに咲くものが多いが、受け咲きや下向き咲きのものもあります。 欧米の園芸辞典には、50種以上が掲載されていますが、日本で栽培されているのは数種です。 花壇のほか。鉢植えや切り花にも利用されます。花色も多い。

カンパニュラ カンパニュラ
【基本データ】 カンパニュラ 科属:キキョウ科カンパニュラ属 
園芸分類:多年草または1、2年草 
品種名:カンパニュラ
学名:Campanula spp. 
英名:Bellflower
和名:ツリガネソウ(釣り鐘草)
別名:ベルフラワー 
花期:4~7月
花色:青、紫、ピンク、白色など
花姿:立性、ほふく性
草丈:10~150cm
原産地:地中海沿岸地方
誕生花:3月7日 4月23日 5月12日 26日 6月15日 7月8日 10日 10月4日 27日
撮影:2010.05.25 墨田区東平鬚公園 


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