ロココ Rokoko

花もち、弁質がよく、雨による花痛みも少ない。花色は優雅な淡桃色。

バラは樹形から3タイプに分けられます。
木立ち性(ブッシュ・ローズまたは木バラ)、半つる性(シュラブ・ローズ(S))、つる性(つるバラまたはクライミング・ローズ(CL))です。

シュラブローズ(Shrub)は、半つる性のバラでモダンローズ(現代バラ)の主な系統の一つ。
「Sh」と略記されます。

★「ロココ」は18世紀ヨーロッパの美術様式のことですが、語源のフランス語「ロカイユ(rocaille)」は貝殻などの装飾モチーフの意味。
花形はそのモチーフの一つ、シャコ貝の殻をほうふつとさせるゆるいカップ状で丸弁。
花もち、弁質がよく、雨による花痛みも少ない。花色は優雅な淡桃色。
香りは淡い。耐寒性、耐暑性に優れ、病気にも強いので育てやすい。
ポール仕立ての場合は、太めのポールが必要。高めのフェンスやアーチなどに向きます。春以降も少し返り咲きます。★


ロココ

【基本データ】
科属:バラ科バラ属
系統:[ S ] シュラブ
品種名:ロココ
英名:Rokoko
別名:
花期:5~8月
開花性:返り咲き
花色:淡桃色
花の大きさ:大輪
花形:半剣弁咲き
香り:微香
樹高:~3.0m
作出:ドイツ/Tantau/1987年
交配親:White Hedge×実生
花言葉:上品、気品、しとやか、恋の誓い、満足
誕生花:6/1、6/4、7/15
撮影:2002.05.06 葛飾区

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