ウンナンサクラソウ・雲南桜草 

花は小さな5弁の整った形で、花色はシネンシスのように多くはなく薄ピンク~薄紫色です。

ウンナンサクラソウ・雲南桜草はサクラソウ科プリムラ属の耐寒性多年草です。
ウンナンサクラソウ・雲南桜草 ウンナンサクラソウ(雲南桜草)は、サクラソウの故郷である中国雲南省の原産です。
桜の花びらのようなやさしい色合いと柑橘系の香りもよいところから人気があります。
草丈は約40㎝。葉や茎は柔毛と短い密腺に覆われ、葉は3~4対の羽状に切り込み、裂片は尖っています。
葉は切れ込みのやや深い灰緑色で、柔らかい毛が生えています。株はロゼット状になり、そこから花茎を伸ばして花序をつけます。
花は小さな5弁の整った形で、花色はシネンシスのように多くはなく薄ピンク~薄紫色です。
ふんわりとした花の咲かせ方をするプリムラで、薄ピンク色の優しい色合いをした花を咲かせます。
残念ながら耐暑性が強くないので夏を越すことは難しいですが、花は2~5月と長く咲いてくれます。
プリムラ・シネンシスに似ていますが、花がやや小さく花つきに優れています。
夏越しをする場合は木陰など風通しの良い場所で管理することが必要です。
多年草ですが、花の咲いた株は枯れてしまいますが、花後に播種すれば次の年には花が咲きます。

【基本データ】 ウンナンサクラソウ・雲南桜草
科属:サクラソウ科サクラソウ属
学名:Primula filchnerae
英名:―
中国名:報春花
園芸分類:一年草(本来は多年草)
花期:2~4月
花色:ピンク色
花の大きさ:2~3cm、大輪種(約4cm)
草丈:20~40cm  
原産地:中国大陸
耐寒性:強い
耐暑性:弱い
種まき:晩春まき、秋まき
利用法:花壇、鉢植え、
別名:プリムラ・フィルクネラエ
花言葉:初恋、うぬぼれ、無言の愛、健康
誕生花:2月18日
撮影地:東京都葛飾区
撮影日:2023/02/10 


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