マツバウンラン・松葉海蘭 Blue toadflax
マツバウンランの群落で淡青紫色に覆われ圧巻の感じがしました。
マツバウンランはアメリカ原産の帰化植物。
造成地などの荒れ地やグランドの端などに生育するゴマノハグサ科の一年草。
江戸川堤の一区間がマツバウンランの群落で淡青紫色に覆われ圧巻の感じがしました。
マツバウンランの和名の由来は、同じゴマノハグサ科のウンランの仲間で海岸に生えるランに似た花をつける植物として名がついたウンラン(海蘭)の仲間であることと、線形の葉が松葉に似ていることから名づけられた。
茎が大変に細く弱々しい感じがしますが、群生していると見栄えがします。
草丈20~50cm、花径8~10㎜の唇形花が茎の先に穂状につきます。
茎先に総状花序(柄のある花が花茎に均等につく)を出し、唇形をした青紫色の小さな花をつける。
花冠は上下に深く2つに裂ける。花径は1センチくらいである。
雄しべは4本あり、そのうちの2本が長い。雌しべは1本である。
葉は線形で先が尖る。茎に下部では向かい合って生える(対生)か、3~4枚が輪生する。
茎の上部では、疎らに互い違いに生える(互生)。花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
【基本データ】
科属:ゴマノハグサ科ウンラン属
園芸分類:一年草、越年草、野草
品種名:マツバウンラン
学名:Linaria canadensis
英名:Blue toadflax
漢字表記:松葉海蘭
花期:4~6月
別名:――
花の大きさ:8~10mm
草丈:20~50cm
花色:淡青紫色
草姿:立性
原産地:北アメリカ
花言葉:喜び、輝き、芯の強い
誕生花:――
参考:帰化植物
撮影:2013.08.01 埼玉県吉川市江戸川堤
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