ムギワラギク・ヘリクリサム Golden everlasting

花を軽く揺するとドライフラワーのようにカサカサとした独特の音がして感触を楽しめます。

ムギワラギク・ヘリクリサム ムギワラギクは、キク科ムギワラギク属に属するオーストラリア原産の植物です。
ムギワラギクの栽培の歴史は長く、1800年代にはヨーロッパ全土に普及しています。日本には明治初年に渡来しています。
学名は「太陽の黄金」の意味とされるが、異説もあります。
現地では常緑小低木ですが、寒さと高温多湿にやや弱く、日本ではキク科ムギワラギク属、半耐寒性一年草として扱われています。
草丈は1m位になりまが、50cmくらいの矮性種もあります。茎は堅く、葉は細長く、つぶすとスパイスのような香りがあります。
花は、秋まきでは5~6月に、春播きでは7~8月にかけて咲き、単生で、花径は3~5cmです。
他のキク科植物と同じ頭状花序ですが、花びらのように見える部分は、舌状花ではなく、総苞片といい、さかなの鱗のようです。
ムギワラギクの総苞片は花を軽く揺するとドライフラワーのようにカサカサとした独特の音がして感触を楽しめます。
種まきは、東京より暖かい地方では、秋の彼岸頃にまき、霜よけをして越冬させ、春に咲かせます。
別名テイオウカイザイク・帝王貝細工、ただしカイザイク Ammobium alatum は別属です。※旧属名からヘリクリサムと呼ばれることもあります。。別名:ヘリクリサム 、テイオウカイザイク、カイガラソウ・貝殻草。
観賞用や切り花として栽培される他、ドライフラワー用の花としてよく知られています。
7月11日の誕生花は、夏のまばゆい太陽に負けることなく咲き続ける花。

【基本データ】 ムギワラギク・ヘリクリサム
科属:キク科ムギワラギク属
園芸分類:多年草、耐暑性弱く日本では半耐寒性一年草扱い
品種名:ムギワラギク
学名:Xerochrysum bracteatum (Vent.) Tzvelev
英名:Golden everlasting
漢字表記:麦藁菊
花期:4~8月
花色:赤、オレンジ、黄色、ピンク、白色
生状:園芸種
花の大きさ:3~5cm
草丈:50cm~1m
原産地:オーストラリア
花言葉:いつまでも続く喜び、不滅の愛、永遠の思い出、黄金の輝き 
誕生花:2月22日、2月28日、5月24日、7月11日、7月17日、7月25日
撮影:2023.04.25 埼玉県三郷市栄

写真をクリックしてください拡大表示されます。

ムギワラギク・ヘリクリサム ムギワラギク・ヘリクリサム ムギワラギク・ヘリクリサム ムギワラギク・ヘリクリサム ムギワラギク・ヘリクリサム

飾り罫