ショウジョウソウ・猩々草 fire-on-the-mountain
夏に、花茎の先端に花弁の無い沢山の黄色い小花を咲かせます。
ショウジョウソウは、北アメリカ南部~ブラジル原産で、トウダイグサ科トウダイグサ属の春まき非耐寒性一年草です。ハツユキソウが近縁種です。
密生した花序の下には苞葉が広がり、花期になると苞葉の基部が赤く色付きます。
本来の緑色の苞色が対比されて美しいです。
夏に、花茎の先端に花弁の無い沢山の黄色い小花を咲かせます。
花は苞と比べると小さく目立ちませが、この赤い葉を楽しむために花壇用に栽培されたり、切り花に用いたりします。
猩々草とは古代中国で創られた空想上の獣のことで、赤い長髪で酒好きの猿に似た生き物です。
猩々草と言う花名は、猩々の赤い頭髪色から連想されて名付けられました。
耐寒性がないので一年草として扱われますが、こぼれダネから、よく発芽してあちこちから顔を出します。
【基本データ】
科属:トウダイグサ科トウダイグサ属
(ユーフォルビア属)
園芸分類:春まき非耐寒性一年草
学名:Euphorbia cyathophora
英名:fire-on-the-mountain
漢字表記:猩々草
花期:8~10月
草丈:60~100cm前後
花色:黄色
苞葉色:緑色で一部赤
草姿:立性
葉のつき方:対生
原産地:アメリカ合衆国中部~アルゼンチン
日照:日向
耐暑性:普通
耐寒性:ない
別名:ユーフォルビア・ヘテロフィラ、クサショウジョウ、ショウゾウソウ
利用法:花壇、鉢植え、切り花
撮影:2018.05.30 葛飾区
花言葉:祝福、希望、仲間
誕生花:8月31日、11月2日
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