ユキヅリ・雪吊り Yukitsuri

冬の景色を飾る装飾としての雪吊りが松に施されています。

ユキヅリ・雪吊り

Yukitsuri is a method in the Tohoku region where high poles are erected to prevent branches from breaking under the weight of snow, and branches are tied to ropes stretched from the ends of the poles. This is a representative method of yukitsuri. 雪吊りとは、東北地方で樹木や果樹の枝が雪の重みで折れないように高い柱を立ててその先端から張った縄に木の枝を結ぶ方法で、金沢兼六園の「リンゴ吊り」といい、雪吊の代表的手法です。
東京付近では積雪はあまり見られませんが、雪の少ない東京の庭園では、冬の景色を飾る装飾としての雪吊りが松に施されており、冬の庭園を飾っています。
また、枝をまとめて縄で縛ったものをしぼりといい、これも雪吊の一種です。 これは、明治以降、西洋リンゴの栽培が日本で始まり、リンゴの実の重さから枝を守るために行った初期の技法に由来します。
【基本データ】
ユキヅリ・雪吊り 撮影:2017.12.13 都立向島百花園
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