オランダミミナグサ・和蘭耳菜草　Sticky chickweed

白い小さな花弁の先が浅く２つに裂けた５弁花が咲きます。

早春から初夏に、全体に黄色の開出毛を密生します。
茎は直立し、数本が群がって高さ１０～３０ｃｍ、葉の間に固まったつぼみをつけて伸びた茎先に、白い小さな花弁の先が浅く２つに裂けた５弁花が咲きます。
葉は楕円形で対生。果実は円柱型のさく果。
日当たりのよい道端や田畑などに普通に生えるヨーロッパ原産の越年草。
明治時代末期に帰化していることが確認された帰化植物・野草です。
ミミナグサの名前は、葉がネズミの耳に似ているため「耳菜草」の名があります。

【基本データ】
科属：ナデシコ科ミミナグサ属
園芸分類：越年草・野草
品種名：オランダミミナグサ
学名：Cerastium glomeratum
英名：Sticky chickweed
漢字表記：阿蘭陀耳菜草
花期：３～５月
別名：――
花の大きさ：１ｃｍ前後
草丈：１０～３０ｃｍ
花色：白色
花びら：５枚
草姿：立性
原産地：ヨーロッパ
分布：本州以南
花言葉：聞き上手　
誕生花：１月２５日
撮影：2015.03.22 都立水元公園

写真をクリックしてください拡大表示されます。
Click the thumbnails to see a larger image.