白い花を茎の先に1輪つけ、林縁に咲きます。
おもに東日本に多く分布することからアズマの名がありますが関東地方以外にも分布しています。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなります。
その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
がく片が花びら状となるのはイチリンソウ属に共通する特徴。
花は日が当たると開き、曇りや雨天または夕方になると閉じます。
別名「雨降花」と呼ばれており、摘み取ると雨が降るという説があります。
【基本データ】
科属:キンポウゲ科イチリンソウ属
園芸分類:多年草
品種名:アズマイチゲ
学名:Anemone raddeana
漢字表記:東一華
花期:3~5月
別名:雨降花
花色:白色
生育地:山地の林の中や林縁、草地など
生状:山野草
花の大きさ:3~4cm
草丈:10~20cm
葉のつき方:輪生
草姿:立性
分布:北海道~九州
原産地:日本
参考:――
花言葉:静かな瞳、温和
誕生花:2月26日
撮影:2014.03.19 都立水元公園