アズマイチゲ・東一華  

がく片が花びら状となるのはイチリンソウ属に共通する特徴。

白い花を茎の先に1輪つけ、林縁に咲きます。
おもに東日本に多く分布することからアズマの名がありますが関東地方以外にも分布しています。
春先に花を咲かせ、落葉広葉樹林の若葉が広がる頃には地上部は枯れてなくなります。
その後は翌春まで地中の地下茎で過ごすスプリング・エフェメラルの一種。
がく片が花びら状となるのはイチリンソウ属に共通する特徴。
花は日が当たると開き、曇りや雨天または夕方になると閉じます。
別名「雨降花」と呼ばれており、摘み取ると雨が降るという説があります。

アズマイチゲ アズマイチゲ

【基本データ】
科属:キンポウゲ科リュウキンカ属 アズマイチゲ
品種名:アズマイチゲ
学名:Caltha palustris var. enkoso
英名:―
漢字表記:猿猴草
花期:4~6月
花色:黄色
花の大きさ:2cm
花びら(がく片):5枚
葉の形:楕円形
葉のつき方:根生
別名:――
草丈:30~50cm
原産地:日本、朝鮮半島、千島、サハリン(樺太)などの北半球
分布:北海道、本州
生育地:湿地や湿原
花言葉:すべてをこの手に
誕生花:2月18日
撮影:2012/04/15 筑波実験植物園
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アズマイチゲ アズマイチゲ 飾り罫