ザゼンソウ・座禅草 Skunk Cabbage
仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来とされる。
仏像の光背に似た形の花弁の重なりが僧侶が座禅を組む姿に見えることが、名称の由来とされる。
また、花を達磨大師が座禅する姿に見立てて、ダルマソウ(達磨草)とも呼ぶ。
冷帯、および温帯山岳地の湿地に生育し、開花時期は1月下旬から3月中旬。
開花する際に肉穂花序(にくすいかじょ)で発熱が起こり約25℃まで上昇する。
中心部のクリーム色をした楕円形のものに、何かブツブツついています。実はこのブツブツの一つひとつが花なのです。
このような穂状花序(すいじょうかじょ)の主軸が肉厚に膨らんだものを、肉穂花序(にくすいかじょ)といいます。
親戚のミズバショウは、もう少し細長い肉穂花序を持ちます。
【基本データ】
科属:ユリ科アマナ属
園芸分類:多年草、野草
学名:Amana edulis
英名:Skunk Cabbage
別名:ムギグワイ(麦慈姑)
花期:3~6月
漢字表記:甘菜
草丈:15~20cm
花色:白色
原産地:日本
分布:本州東北地方南部以南、四国、九州、奄美大島
花言葉:運が向いてくる
誕生花:3月31日
撮影:2013.03.26 都立向島百花園
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