ユキモチソウ・雪餅草 Japanese cobra lily

地下茎を伸ばして地を這うように広がり、花径2cm前後の白い花が株を覆うように咲きます。

山地や海岸に近い照葉樹や竹林などに生えます。
ユキモチソウ・雪餅草 平地から低山地の野原,林床,林縁などの比較的薄暗い場所に自生する。
花は葉の間から出た花茎の先につき、苞の先端はとがっています。
仏炎苞(ぶつえんほう)からのぞく花序の付属体の先端が、雪のように白くてやわらかく餅のようなことから名づけられました。
仏炎苞は長さ8~12cm、紫褐色で舷部はほぼ直立し、口辺部は白色。
葉は2枚つき、基部はさや状、先は小葉数個が鳥足状につきます。
似ている花として 武蔵鐙  浦島草 蝮草 などがあります。
環境省のレッドリスト(2007)では、「絶滅の危険が増大している種」である絶滅危惧II類(VU)に登録されています。

【基本データ】 ユキモチソウ・雪餅草
科属:サトイモ科テンナンショウ属
園芸分類:宿根性の多年草、山野草
品種名:ユキモチソウ
学名:Arisaema sikokianum
英名:Japanese cobra lily
漢字表記:雪餅草
花期:4~6月
花色:(苞)暗紫褐色に白のすじ
花の大きさ:長さ(苞)7~12cm
別名:カンキソウ
草丈:20~40cm
原産地:日本
分布:本州(三重県、奈良県)四国
利用法:山野草
花言葉:――
誕生花:――
撮影:2013.04.13 都立向島百花園
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ユキモチソウ・雪餅草
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