ヤブレガサ・破れ傘 Shredded umbrella plant

名の由来は、若い葉が破れ傘(やぶれがさ)に似ているところからつけられた名前です。

山地や海岸に近い照葉樹や竹林などに生えます。
ヤブレガサ・破れ傘 本州~九州のやや湿った林下などに生える多年草です。草丈が高さ50~120cm。
葉には長い柄があって円形で35~50cm、掌状に深く裂け、裂片は7~9個で更に欠刻又は粗い鋸歯があります。
頭花は白色又は淡紅色で、円錐花序に多数咲く。花冠が5裂する筒状花のみ。
葉が開くのが4月中旬で約10日後です。開花は6月下旬頃から観察できます。 和名の由来は、若い葉が土から出た頃の様子が破れ傘(やぶれがさ)に似ているところからつけられた名前です。
その年の気候にもよりますが、若葉が観察できるのが4月上旬、
食用には柔らかい若い葉で、芽生えの状態がとても変わっているので一度見たら間違うことはない。てんぷら、おひたし、各種和え物など。

【基本データ】 ヤブレガサ・破れ傘
科属:キク科ヤブレガサ属
園芸分類:多年草、山野草
品種名:ヤブレガサ
学名:Syneilesis palmata
英名:Shredded umbrella plant
漢字表記:破れ傘
花期:6~9月
葉の観察期:4~9月
花色:白~淡紅色
花の大きさ:3~4cm
草丈:70~120cm
原産地:日本、朝鮮半島
分布:本州、四国、九州
花言葉:――
誕生花:――
撮影地:都立向島百花園
撮影日:2011/04/14  
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ヤブレガサ・破れ傘
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