キンラン・金蘭　Golden orchid

花の色は明るく鮮やかな黄色の花をつけます。

山や丘陵の林の中に生える地上性のランで、茎先に総状花序を出し、３～１０輪くらいの花をつけます。
花の色は明るく鮮やかな黄色の花をつけます。
花は全開せず、半開き状態のままです。
花は平らには開かず上向きに半開し、下から上へと咲き上る。
唇弁は上の唇と下の唇とに分かれる。
上唇には赤い斑が入り、縦長の筋がある。
下唇は浅い円錐状の距になっている。
ラン科の植物の多くが地中の菌類との関係が深く、自生地からキンランのみを掘って移植した場合には、ほとんどが数年以内に枯死するようです。
もし見つけても持ち去るようなことはしないで、撮影だけにしてください。

【基本データ】
科属：ラン科キンラン属
園芸分類：多年草（耐寒性）山野草
品種名：キンラン
学名：Cephalanthera falcata
英名：Golden orchid
漢字表記：金蘭
花期：４～６月
花色：黄色
花の大きさ：直径１cm程度
別名：――
草丈：３０～７０cm
原産地：日本、東南アジア
耐寒性：強い
利用法：山野草
分布：東北地方南部～九州、朝鮮半島、中国
絶滅危惧類：1997年に絶滅危惧II類（VU）（環境省レッドリスト）として掲載された。
花言葉：――
誕生花：――
撮影：皇居東御苑
撮影：市川市動植物園
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