ハンゲショウ・半夏生、半化粧 lizard's tail , Chinese Lizard's Tail
高さ50~100cmほどに成長し、葉は互生、長さ5~15cmほど、卵形で、基部がハート形の細長い形状です。
名の由来は、半夏生(太陽の黄経が100°になる日)の頃に花を咲かせる事に由来する説と、葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」とする説がある。
また、葉の片面(表面)だけが白くなることから古くはカタシログサ(片白草)とも呼ばれている。
半夏生(はんげしょう)は雑節の一つで、半夏(烏柄杓)という薬草が生えるころ(ハンゲショウ(カタシログサ))という草の葉が名前の通り半分白くなって化粧しているようになるころとも)。
七十二候の一つ「半夏生」(はんげしょうず)から作られた暦日で、
かつては夏至から数えて11日目としていたが、現在では天球上の黄経100度の点を太陽が通過する日となっている。
毎年7月2日頃にあたる。この頃に降る雨を「半夏雨」(はんげあめ)といい、大雨になることが多い。
【基本データ】
科属:ドクダミ科ハンゲショウ属
園芸分類:多年性落葉草本植物
品種名:ハンゲショウ
学名:Saururus chinensis
別名:カタシログサ
花期:6~8月
漢字表記:半夏生、半化粧
花色:白色
草丈:60~100cm
原産地:日本~中国
花言葉:内に秘めた情熱
誕生花:7月1日
撮影:2016.07.20 都立向島百花園
撮影:2010.06.24 都立向島百花園
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