コマクサ・駒草  

美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育する事から「高山植物の女王」と呼ばれている。

コマクサ・駒草 日本では北海道から中部地方の高山帯の砂礫帯だけで分布しています。
ケマンソウ科(ケシ科の一部に含める分類法もある)の多年草。
高山植物の一つ。
美しい花と、常に砂礫が動き、他の植物が生育できないような厳しい環境に生育する事から「高山植物の女王」と呼ばれています。
コマクサの名前の由来は花の形が馬の顔に似ているところから「駒草」と名付けられました。
高さ5cmほど。葉は根生葉で細かく裂け、白く粉を帯びています。
花期は6~8月。花茎は10~15cmで淡紅色の花を咲かせます。
花弁は4個で外側と内側に2個ずつつく。外側の花弁は下部が大きくふくらんで、先が反り返り、内側の花弁はやや小さく、中央がくびれ、上端は合着している。萼片は2個で早く落ちます。

【基本データ】 コマクサ・駒草
科属:ケマンソウ科コマクサ属
園芸分類:多年草。高山植物
品種名:コマクサ
学名:Dicentra peregrina
漢字表記:駒草
花期:6~8月
花色:淡紅、白色
草丈:10~15cm
原産地:日本、シベリア
耐寒性:強い
花言葉:高嶺の花
誕生花:7月28日
撮影:2005/07/20 五竜アルプス山野草園

コマクサ・駒草

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