シャクチリソバ・赤地利蕎麦 Perennial buckwheat

本来のソバ同様に食べることはできるそうですが、あまり美味しくないようです。

シャクチリソバ・赤地利蕎麦 昭和初期に薬用植物として日本に導入され盛んに栽培されていました。
その後生薬の輸入によって栽培されることもなくなりました。
現在、道端や草原などに野生化しているようですが、どこにでも見られる野草でもありません。
名前の由来は、生薬名の赤地利(しゃくちり)の漢名を日本語読みにして、花が蕎麦(ソバ)に似ることから、シャクチリソバの名になったようです。
本来のソバ同様に食べることはできるそうですが、あまり美味しくないようです。
花穂にルチンを多く含有し、高血圧の予防、喉の痛み、下痢、寝汗などに効果があるといわれています。
都立水元公園グリーンプラザ裏の野草園では、このシャクチリソバが見頃になっています。

【基本データ】 シャクチリソバ・赤地利蕎麦
科属:タデ科ソバ属
園芸分類:多年草(帰化植物) 
品種名:シャクチリソバ
学名:Fagopyrum cymosum
漢字表記:赤地利蕎麦
花期:9~11月
花色:白色 
別名:シュッコンソバ、ヒマラヤソバ
草丈:40~120cm
分布:本州・四国・九州
利用法:生薬、鑑賞
原産地:インド北部ヒマラヤ地方~中国中南部
花言葉:懐かしい想い出、あなたを救う
誕生花:9月24日、11月1日
撮影:2011.10.13 都立水元公園

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