オトコヨウゾメ Trumpet creeper

よく分岐した枝先に散房花序を出して、花弁は5裂して小花を数輪ずつまとまって咲きます。

オトコヨウゾメ 山地の林内や林縁に生える落葉低木。樹高は1~3mになり、密に分枝して茂る。
皇居東御苑では大手門から中之門跡を過ぎて、すぐ左側に植えられていました。
名前の由来は不明、ヨウゾメはガマズミの方言名ヨソゾメ、ヨツゾメに由来するらしい。
ほかのガマズミの仲間に比べて花のつきはまばらで装飾花もないが、落ち着いた品の良さを感じさせる。
よく分岐した枝先に散房花序を出して、花弁は5裂して花径5~10mmほどの小さな花を数輪ずつまとまって咲きます。
花期は4~5月、果実は9~11月に赤く熟す。
秋には葉が美しく紅葉するが、乾燥すると黒くなる変わった特徴を持っています。
新しいAPG植物分類体系ではガマズミ属は、ニワトコ属とともに、スイカズラ科からレンプクソウ科に移されています。

【基本データ】 オトコヨウゾメ
園芸分類:落葉低木
科属:スイカズラ(レンプクソウ)科ガマズミ属
品種名:オトコヨウゾメ
学名:Viburnum phlebotrichum
漢字表記:――
花期:4~5月
別名:コネソ
花色:白色
花の大きさ:5~10mm
樹高:1~3m
原産地:日本固有種
花言葉:委ねられた想い 
誕生花:――
撮影:2016.04.09 皇居東御苑

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