オオデマリ・大手毬 Japanese snowball
春早く、枝先に白い花が集まって咲き、10cmほどの直径の手マリ状に見えます。
丸く集まった白い花はまさに手まり。英名ジャパニーズ・スノーボールもこの花の魅力をよく表しています。
非常に古くから栽培されていて、本州の日本海側に自生するヤブデマリの亜種ケナシヤブデマリが母種と考えられています。
園芸品種ですが、本州中部、台湾、中国には、まれに野生があります。
春早く、枝先に白い花が集まって咲き、10cmほどの直径の手マリ状に見えるため、この名が付いた。
装飾花は深く5裂していますが、一片が小さい。
「手まり」の大きさは、大きなもので直径12cmにもなります。
庭木や切花用に栽培される落葉低木。挿し木でよく繁殖します。
【基本データ】
園芸分類:落葉低木
科属:スイカズラ科ガマズミ属
品種名:オオデマリ
学名:Viburnum plicatum Thumb. var. plicatum
別名:テマリバナ
漢字表記:大手毬
木の高さ:1~3m
花期:4~5月
花色:白色
原産地:日本、東アジア
花の大きさ:花序の直径10~12cm
実:ならない
葉のつき方:対生
栽培適地:本州~沖縄
用途:庭木、公園樹
花言葉:約束を守って
誕生花:5月27日
撮影:2013.05.03 水戸市植物園
撮影:2012.05.01 花と緑の振興センター
写真をクリックしてください拡大表示されます。
Click the thumbnails to see a larger image.