センリョウ・千両 Chloranthus

冬、つややかな葉と真っ赤に熟した実が目を引きます。

センリョウ・千両 冬、つややかな葉と真っ赤に熟した実が目を引きます。ヤブコウジ科のマンリョウに対してこの名がありますが、名前の縁起よさから正月の飾りによく利用されます。庭木や花材として人気が高い。マンリョウとは葉の鋸葉がギザギザと鋭いことで見分けられます。
センリョウは花よりも実を鑑賞すために植えられます。実は直径5~6mm。秋ごろから熟して、寒さが増すにつれ、色つやがよくなります。野鳥も餌にする時を待ちかねて、熟した頃から次第に啄ばんでいる姿を見かけるようになります。
また、センリョウのように果実を鑑賞する植物はマンリョウ・万両が有名ですが他にも、ヒャクリョウ・百両、ジュウリョウ・十両などもあります。

【基本データ】 センリョウ・千両
科属:センリョウ科センリョウ属
学名:Sarcandra glabra
漢字表記:千両
花期:6~7月
果期:10月~2月頃
花色:黄緑色
花の大きさ:苞は1mm
実:核果。球形で赤く熟す
園芸分類:常緑小低木
樹高:50~80cm
原産地:日本 
栽培適地:関東南部以西~九州
利用法:庭木、鉢植え、花材
花言葉:富貴、可憐、裕福、恵まれた才能
誕生花:11月13日、12月26日、12月28日、12月31日
撮影:2015.12.08 都立水元公園

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