アオキ・青木 Japanese aucuba、Spotted laurel
花は3~5月に咲く。褐色または緑色で花弁を4枚有し子房下位、単性花で雌雄異株。
アオキは文字通り青木で、葉も枝も濃いヲ緑色をしています。
学名はアウクバ・ヤポニカ。アウクバは和名の青木葉に由来する。
ヤポニカは日本産という意味で、アオキは日本産の常緑低木です。
アオキは日本が生んだ観葉植物。ヨーロッパでは、その赤い果実が愛でられたが、日本はむしろ葉を楽しんだ。
北海道南部~沖縄までの森林に自生する。また日陰でもよく育ち、庭園や公園の植え込みに植栽され、外国でも栽培される。
高さは2mほど。花は3~5月に咲く。褐色または緑色で花弁を4枚有し子房下位、単性花で雌雄異株。
果実は卵形の液果で種子を1個含み、秋頃から赤く(種類によっては白、黄色に)熟し、美しい。
楕円形で大きさは2cmほど、11月~翌年5月頃まで付いている。葉は苦味健胃作用があり、有名な陀羅尼助(だらにすけ)に配合されている。
葉の斑入(ふい)りを対象にした園芸は、日本が世界に先駆け江戸時代に大いに発達。
庭木ではアオキの斑入りが好まれた。ただ、その中にはウイルス性の病班も。病班は緑色との境がぼやける。
【基本データ】
科属:ミズキ科アオキ属
園芸分類:常緑低木
品種名:アオキ
学名:Aucuba japonica
漢字表記:青木
花期:3~5月
樹高:100~200cm
花色:紫褐、緑色
実:核果状、長球形で赤く熟す
別名:アオキバ
原産地:日本
栽培適地:全国
利用法:庭木、鉢植え
花言葉:若く美しく、初志貫徹
誕生花:12月7日、12月12日、12月31日
撮影:2010.07.14 都立水元公園
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