カンツバキ・寒椿 Camellia blooming in winter

花弁と雄蕊が合着している椿の特徴、花弁が一枚ずつ散る山茶花の特徴、性質を合わせ持ちます。

カンツバキ・寒椿 カンツバキはツバキよりサザンカにちかい種類で、サザンカとツバキ C. japonica との種間交雑園芸品種群で常緑中低木です。
図鑑などではサザンカの項目のなかでカンツバキを紹介しているものが多い。
花弁と雄蕊が合着している椿の特徴、花弁が一枚ずつ散る山茶花の特徴、性質を合わせ持ちます。
散り方は、花弁がバラバラになる「サザンカ型」です。
冬の代表的な花木であり八重咲きの薄紅花が代表ですが、赤や白、桃色の一重や八重咲きもあります。
葉は暗緑色で小さな槍形をしており葉縁に鋭い鋸歯があります。
常緑で、横に広がり易く、刈り込みに強い性質なので、垣根に仕立てられることが多い。
関東では寒椿、関西では獅子頭の名で親しまれています。
【基本データ】 カンツバキ・寒椿
科属:ツバキ科ツバキ属
園芸分類:常緑中低木
品種名:カンツバキ
学名:Camellia hiemalis Nakai
漢字表記:寒椿
花期:11~2月
花色:淡紅の八重咲き、赤・白・桃の一重~八重咲き
花の大きさ:5~7cm
別名:獅子頭
樹高:100~300cm
実:卵球形のさく果
葉のつき方:互生
原産地:中国
栽培適地:東北南部以南~沖縄
利用法:生垣、庭木、公園樹
花言葉:謙譲、愛嬌
誕生花:12月8日
撮影:2012.12.06 花と緑の振興センター

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