カシワ・槲 Korean oak, Japanese emperor oak
カシワはブナ目ブナ科の落葉中高木。北海道から九州までの温帯から暖帯にかけて生育する。
カシワの漢字は槲です。一般に柏と書かれますが、柏は中国産の針葉樹であるコノテガシワのことです。
カシワの名はもともと「炊葉」を意味し、食べ物を葉に盛ったことに由来します。
カシワ・槲、柏は、ブナ目ブナ科の落葉中高木。北海道から九州までの温帯から暖帯にかけて生育する。
痩せた乾燥地でも生育することから、火山地帯や海岸などに群落が見られることが多い。
ブナ科最大の葉をつけ、縁に沿って丸く大きな鋸歯があるのが特徴。枝は横に広がり、樹皮はコルク質が発達します。
ドングリはクヌギに似て丸く、殻斗は先がとがって反り返る包が密生する。
葉には芳香があり、さらに翌年に新芽が出るまで古い葉が落ちない特性から「代が途切れない」縁起物とされ、塩漬けにして柏餅を包むのに用いられることでも知られています。
【基本データ】
科属:ブナ科コナラ属
園芸分類:落葉中高木
品種名:カシワ
学名:Quercus dentata
漢字表記:槲、柏
花期:4~6月
花色:黄緑色
樹高:10~15m
分布:北海道~九州
原産地:日本、中国
花言葉:愛は永遠に、愛想のよさ
誕生花:2月19日、9月27日
撮影:2013.11.26 都立向島百花園
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