モッコク・木斛 Ternstroemia japonica

花は両性花で、1年枝の基部に単生し、下向きに咲く。萼片、花弁は5枚、雄ずいは多数。

モッコク・木斛 品格のある樹形、一年中照りを失わない葉、秋のつややかな実から、「庭木の王」ともいわれ、古くから珍重されています。
夏に咲く花は白色で香りがよく、盛りをすぎるとクリーム色になります。
花は両性花で、1年枝の基部に単生し、下向きに咲く。萼片、花弁は5枚、雄ずいは多数。
秋にたわわに実る実は、熟すと厚い果皮が裂けて、赤い種が顔をのぞかせます。
葉が美しく樹形が整うため、庭木として庭園に植栽されるほか、堅く美しい赤褐色をおびる材を床柱のような建材、櫛などの木工品の素材として用いる。
また、樹皮は繊維を褐色に染める染料として利用される。

【基本データ】
モッコク・木斛 科属:ツバキ科モッコク属
園芸分類:常緑高木
品種名:モッコク
学名:Ternstroemia gymnanthera
漢字表記:木斛
花期:6~7月
花色:クリーム、白色
花びら:5枚
花の大きさ:直径1.5cm
別名:アカミノキ(赤実の木)
樹高:10~15m
樹皮色:灰褐色
実:肉質のさく果。球形で紅色に熟す
葉のつき方:対生
原産地:日本、中国など
栽培適地:関東以西~沖縄
利用法:庭木、公園樹、器具材
花言葉:人情家
誕生花:11月6日
撮影:2011/10/31 都立水元公園
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