セツブンソウ・節分草(1) Evanthis pinnatifida
関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。花弁に見えるのは萼片です。
キンポウゲ科セツブンソウ属の多年草。関東地方以西に分布し、石灰岩地域に多く見られる。
草丈は高さ10cmほど。花期は2~3月で直径2cmの白い花を咲かせる。花弁に見えるのは萼片です。
和名は、早春に芽を出し節分の頃に花を咲かせることから付きました。
セツブンソウは可憐な花が野草として人気が高く、現在は、乱獲や自生地の環境破壊によって希少植物になっている。
関東地方で最大の自生地となっている、セツブンソウの群生地は秩父の小鹿野町両神の堂上地区にあります。
(小鹿野両神観光協会 TEL.0494-79-1100)2月下旬~3月上旬が見頃です。
この時期、堂上地区からすぐ近くのあずま山ハイキングコースで福寿草も見ることができる。
国営昭和記念公園では1月10日頃から「こもれびの里休憩棟」近くの斜面で観察することができます。
【基本データ】
科属:キンポウゲ科セツブンソウ属
園芸分類:多年草
品種名:セツブンソウ
学名:Eranthis spp.
英名:Evanthis pinnatifida
別名:エランティス
花期:2~4月
花色:白、黄色
原産地:アジア、ヨーロッパ
花言葉:人間嫌い
誕生花:2月2日
撮影:2016.01.27 国営昭和記念公園
撮影:2008.03.16 青梅市吉野梅郷