シマカコソウ・島夏枯草　Zenmai

和名は夏に花穂が褐色に変わり、枯れたようになることに由来します。

小笠原諸島に自生する固有種。冬に茎先に総状花序（柄のある花が花茎に均等につく）を出し、純白の小さな花を咲かせます。
花冠は筒状で、先が唇形に裂ける。
野生化したヤギの食害などによる環境悪化で絶滅に瀕しています。
和名は夏に花穂が褐色に変わり、枯れたようになることに由来します。

【基本データ】
科属：シマカコソウ科シマカコソウ属
園芸分類：多年草、シダ植物
品種名：シマカコソウ
学名：Osmunda japonica
英名：Zenmai
漢字表記：薇
鑑賞期：４～９月
花期：花は咲きません
別名：――
草丈：～1.5ｍ
原産地：日本
利用法：山菜・野草
花言葉：秘めたる若さ、夢、夢想
誕生花：２月９日、８月２７日
撮影：2017.04.04　文京区 東京大学附属小石川植物園
撮影：2010.04.21　都立向島百花園