クリンソウ・九輪草 Japanese Primrose

日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型である。

山間地の、比較的湿潤な場所に生育し、時に群生する。
高さ50cmほどになり、日本に自生するサクラソウ科の植物のなかでは最も大型です。
10~20cmほどの鋸歯を持つ葉のロゼットを作り、花季となる5~8月にその中心から花茎が伸びます。
花は花茎を中心に円状につき、それが数段に重なる姿が仏閣の屋根にある「九輪」に似ていることから名前の由来となっています。
花は花茎に数段つく。下から順に咲き進むにつれ、花茎はしだいに高く伸び、茎頂の花が咲く頃には下段は実になっています。
サクラソウの仲間の中では、最も大形で美しいため山野草として人気があり、庭に植えられることも多い。

クリンソウ・九輪草 クリンソウ・九輪草

【基本データ】
科属:サクラソウ科サクラソウ属 クリンソウ・九輪草
園芸分類:多年草、野草
品種名:クリンソウ
学名:Primula japonica
英名:Japanese Primrose
漢字表記:九輪草
英名:Japanese Primrose
生育地:山地の湿地
花期:5~8月
花色:ピンク、淡紅、紅紫、白色など
花びら:5裂
花の大きさ:2.5cm
葉のつき方:根生
草丈:10~80cm
分布:北海道~四国
原産地:日本、朝鮮半島、中国東北部
花言葉:物思い
誕生花:3月10日
撮影:2013.05.03 水戸市植物園
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