>ムラサキセンダイハギ・紫千代萩 White wild indigo
萩は秋に咲く木ですが、ムラサキセンダイハギは多年草です。
歌舞伎および浄瑠璃の演目に、伊達騒動を題材にした「伽羅先代萩」がある。
「センダイハギ」、「ムラサキセンダイハギ」は「伽羅先代萩」に因んで名付けられたと言われている。
ムラサキセンダイハギは「紫千代萩」と書き、黄色い花を咲かせる日本原産のセンダイハギに花の形がよく似ていることからつけられました。
また、秋に花を咲かせるハギ(木本)とも異なり、ムラサキセンダイハギ(草本)、センダイハギ(草本)とも春に花を咲かせます。
耐寒性、耐暑性があり育てやすく、この日本庭園では木陰でも日向でもすくすく育っています。花が終わると空豆に似た実ができます。
【基本データ】
科属:マメ科ムラサキセンダイハギ属
園芸分類:多年草、耐寒性宿根草
学名:Baptisia australis
別名:バプティシア
花期:5~7月
花色:青紫色
原産地:北アメリカ
花言葉:移り気
誕生花:――
撮影:2023.05.16 都立水元公園
撮影:2010.06.24 都立向島百花園