レンゲショウマ・蓮華升麻(1)
下向きな花姿や薄紫から濃い紫へかけての色合いは訪れる人を魅了します。
東京都青梅市の御岳登山ケーブルカー御岳山駅から歩いて5分ほど急な坂道を歩いた場所にレンゲショウマの群生地があります。
花がハス(蓮)の花に、葉がサラシナショウマ(晒菜升麻)に似ているので、この名前がついたということです。
レンゲショウマの見頃としては、8月上旬から8月下旬のみ、夏の花という感じです。
行かれる場合は御岳登山ケーブルカーのサイトを参考に開花時期を調べてください。
花の撮影をしたい方は三脚が必要です、というのもこの花の性質として、薄暗い林野に咲く花のため、手ブレ防止機能のついたデジカメが欲しいですね。
群生地にはロープが張ってありますが、花は直ぐそばで観れますので超望遠レンズを必要と感じませんでした。
レンゲショウマは日本特産のキンポウゲ科の多年草でその下向きな花姿や薄紫から濃い紫へかけての色合いは訪れる人を魅了します。
赤みを帯びた光沢のある薄紫の上品で気品あふれる花が、様々な方向を向いて咲く。
花の直径は4cmほど。花びらのように見えるのは萼(ガク)で、実際の花はその中にある部分ですが、萼も花弁も共に花弁状に見えます。
萼は花弁状で平らに開き、花弁は抱えるように咲くため、一見では二段構えに花弁が並んでいるように見えます。
【基本データ】
科属:キンポウゲ科レンゲショウマ属
園芸分類:多年草
品種名:レンゲショウマ
学名:Anemonopsis macrophylla
花期:8月
漢字表記:蓮華升麻
原産地:日本
花色:ピンク、白色
草丈:30~100cm
花言葉:伝統美
誕生花:9月4日
撮影:2008.08.13 東京都青梅市御岳山山頂付近