オオバコ・大葉子 Plantain
道端や野原など、どこにでも見られる代表的なオオバコ科の野草です。
葉が広く大きいことから「大葉子」という。
「車前」は漢名、車(牛車・馬車)が多く通る道の端に多く生えることからこの名がついた。
踏まれても、踏まれてもたくましく生きている野草です。
日本全土に分布する雑草である。茎は短く、地面に埋まっている。
葉は葉柄があり、さじ型。花は穂状につき、緑色。踏みつけに強く、人などがよく踏む道路脇などの場所に生える。
道端や野原など、どこにでも見られる代表的な野草です。
踏みつけが弱い場所では、高くのびる性質を持たないので、他の草に負けてしまう。
葉や種子は咳止めなどの薬になる。また、花穂を根本から取り、二つ折りにして、二人が互いに引っかけあって引っ張り、どちらが切れるかを競う遊びがあります。
昔から、薬草としても知られ、健胃・利尿・咳止め・眼病・歯痛止めなどいろいろの薬効があるようです。
土手を散策していてもオオバコが目立って少なくなっています、代わりにヘラオオバコが勢力を伸ばしているようです。
【基本データ】
科属:オオバコ科オオバコ属
園芸分類:多年草
品種名:オオバコ
学名:Plantago asiatica
漢字表記:大葉子
花期:5~9月
別名:車前草(しゃぜんそう)
花色:白緑
草丈:30~45cm
原産地:日本・中国・カラフト・朝鮮半島
分布:全国に分布
花言葉:足跡、白人の足跡
誕生花:9月26日
撮影:2009.05.30 都立水元公園