ゲンカイツツジ・玄海躑躅　Genkai Azalea

花冠は幅の広い漏斗状で、皿のように横に広がって５つに裂ける。

山地の岩場などに自生する落葉低木、ツツジの花期が４月からですが、ツツジの仲間では最も早く３月から咲き始める。
葉の展開に先駆けて、たくさんのピンク色の花を咲かせる。
花冠は幅の広い漏斗状で、皿のように横に広がって５つに裂ける。
裂片の先は丸い。雄しべは１０本です。
花の色は淡紅から紅紫が普通ですが、白花もあります。花径は３～４ｃｍです。
葉は楕円形で、互い違いに生える（互生）。

【基本データ】
園芸分類：落葉低木
科属：ツツジ科ツツジ属
品種名：ゲンカイツツジ
学名：Rhododendron mucronulatum var. ciliatum
漢字表記：玄海躑躅
花期：３～４月
花色：ピンク色
花の大きさ：３～４ｃｍ
別名：トキワツツジ、ツキワゲンカイ
樹高：２～４ｍ
原産地：日本、朝鮮
分布：本州・中国地方、四国、九州
耐寒性：強い
利用法：庭木、鉢植え
花言葉：自尊心、愛の喜び
誕生花：――
撮影：2013.03.19　花と緑の振興センター