ツツジ科(1)
花は漏斗形や壷形、鐘形の合弁花冠になるものが多く、ブルーベリのように果実を食するものもあります。
ツツジ科 (Ericaceae) は被子植物の科のひとつで、約100属1350種が含まれます。木本(一部つる性)で、石灰質土壌を嫌い酸性土壌に育つものが多い。また菌根菌と共生し「ツツジ型菌根」を形成します。温帯から寒帯に多く分布しています。
酸性土壌を好み、岩場や湿地などの悪環境でもよく育ちます。
花は漏斗形や壷形、鐘形の合弁花冠になるものが多く、ブルーベリのように果実を食するものもあります。
日本には約22属90種くらいある。近年の分類法でイチヤクソウ科、シャクジョウソウ科、エパクリス科、ガンコウラン科などがツツジ科にまとめられています。これにより126属3995種に変わっています。
園芸用樹木のツツジやサツキ、シャクナゲ、アザレア(以上ツツジ Rhododendron 属)、ドウダンツツジ Enkianthus perulatus、カルミア Kalmia sp.、エリカ Erica sp.、アセビ Pieris japonica など、果樹のブルーベリー Vaccinium sp.やクランベリー(ツルコケモモ Vaccinium macrocarpon)、高山植物のコケモモ Vaccinium vitis-idaea 、シャシャンボなどがよく知られる。
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