フッキソウ・富貴草 Japanese pachysandra

葉があおあおと茂げっていることから富貴草という名がつきました。

フッキソウ・富貴草 常緑草本状低木で、地下茎で広がって群生するので、グランドカバーとして用いられます。
葉があおあおと茂げっていることから富貴草という名がつきました。
キチジョウソウ(吉祥草)ともいいますが、ユリ科のキチジョウソウが別にあります。
春に白い花を穂状(すいじょう)につけます。国分寺にある殿ヶ谷戸庭園ではフッキソウの群生地があります。
写真のような感じて咲いていました。茎は地面を這い、先が立ち上がる。
多数の葉がらせん状につきます。花は単性で春に咲きます。
茎頂に穂状花序をつけ、雄花は花序の先に多数、雌花は基部につきます。
一年中、葉が青々としているところから、繁栄の象徴とされています。
丈夫で、暑さや寒さ、日陰にも強く、いろいろな場所に利用できる植物です。
福寿草、万両などと共にお正月の祝い花として鉢植えが飾られます。

フッキソウ・富貴草 【基本データ】
園芸分類:常緑草本状低木
科属:ツゲ科フッキソウ属
品種名:フッキソウ
学名:Pachysandra terminalis
漢字表記:富貴草
花期:4~5月
花色:白色
別名:キッショウソウ、キチジョウソウ
花の大きさ:長さ1~2cm
草姿:ほふく性
草丈:20~30cm
原産地:中国、日本
耐寒性:強い
利用法:グランドカバー
花言葉:吉事、良き門出、祝意
誕生花:――
撮影:2013.01.04 花の美術館
撮影:2012.04.01 殿ヶ谷戸庭園

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