サクラ・桜(1) Cherry blossom

花弁の数や色、花のつけかたなどを改良しようと古くから多くの園芸品種が作られました。

サクラ・桜 サクラ(桜、櫻)は、バラ科サクラ属サクラ亜属 Prunus subg. Cerasus またはサクラ属 Cerasus の総称です。
日本人に古くから親しまれている花です。
春に白色や淡紅色から濃紅色の花を咲かせる落葉広葉樹です。
分類としてはヤマザクラ、オオシマザクラ、エドヒガンなど5~7種類ほどが認められており、
これらの変性や交雑などから数十種類の自生種が存在しています。
八重咲きの品種はヤエザクラと呼ばれています。
また、園芸品種が多く、花弁の数や色、花のつけかたなどを改良しようと古くから多くの園芸品種が作られました。
とくに江戸末期に開発されたソメイヨシノ(染井吉野)は、明治以降、全国各地に広まり、サクラの中で最も一般的な品種となりました。
日本では固有種・交配種を含め600種以上の品種が確認されています。
サクラの古木は全国各地にあって、桜の名所にもなっていて、特別天然記念物に指定されている古木も多くあります。


【基本データ】
サクラ・桜 科属:バラ科サクラ属
園芸分類:落葉高木
学名:Prunus × yedoensis cv. Yedoensis
漢字表記:染井吉野、八重桜、他
花期:3~4月
樹高:10~15m
花色:淡紅色
花びら:5枚
花の大きさ:直径4~4.5cm
葉のつき方:互生
原産地:日本
栽培適地:北海道南部~九州
利用法:庭木、公園樹
花言葉:精神美、神秘な心、高尚、純潔、優れた美人
誕生花:4月1日、4月2日、4月4日、4月9日、4月28日、5月1日
撮影:2017.04.04 文京区 東京大学附属小石川植物園
撮影:2013.03.24 都立水元公園
撮影:2011.04.07 関東各地


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