ダリア・天竺牡丹(1) Dahlia
ポンポン咲き・アネモネ咲き・カクタス咲き・シングル咲きなど、花形、花色、草姿がきわめて変化に富む園芸品種です。
メキシコ原産キク科ダリア属の球根植物。
日本には1842年(天保13年)江戸時代末期にオランダ人によってもたらされた。
「ダリア」(dahlia)の名は、スウェーデンの植物学者でリンネの弟子であったアンデル・ダース(Anders Dahl)にちなむ。
キク科の球根植物ですが、品種によっては種から育てるものもあります。
花の形がボタンに似ているため、和名は天竺牡丹(てんじくぼたん)と呼ばれた。
約425年前に発見された数種の原種から30,000を超える品種が作出されている。
ポンポン咲き・アネモネ咲き・カクタス咲き・シングル咲きなど、花形、花色、草姿がきわめて変化に富む園芸品種です。
大きな花輪と色鮮やかな花色と咲き方が特徴。花色は青以外ほとんどの色があります。
球根は非耐寒性であり、サツマイモに似た塊根だが、塊根自体に不定芽を生じる能力はありません。
そのため、塊根の生じる地下茎の芽を塊根につけて切り離し、増やします。
こうした塊根の性質は同じキク科のヤーコンに似ていますが、食用にはなりません。
【基本データ】
科属:キク科ダリア属
学名:Dahlia hybrida
別名:テンジクボタン(天竺牡丹)
花期:5~10月
花色:桃、赤、紫、黄、オレンジ、白色
花の大きさ:5~25cm
草姿:立性
園芸分類:春植え球根
原産地:交配種、メキシコ
草丈:20~180cm
耐寒性:ふつう
利用法:花壇、鉢植え、切り花
花言葉:華麗、優雅、威厳、移り気、あふれる喜び
誕生花:6月5日 7月28日 7月29日 9月10日 9月15日 9月21日
9月24日 10月18日 10月22日
撮影地:2011.10.06 都立水元公園