ラ・フランス La France

ハイブリッド・ティーローズの第1号品種で、歴史的価値が高いバラです。

バラは樹形から3タイプに分けられます。
木立ち性(ブッシュ・ローズまたは木バラ)、半つる性(シュラブ・ローズ(S))、つる性(つるバラまたはクライミング・ローズ(CL))です。

ラ・フランス

ハイブリッドティーローズ(Hybrid Tea Rose)は四季咲き性のモダンローズ(現代バラ)の主な系統の一つ。
「HT」と略記されます。

ラ・フランスはハイブリッド・ティーローズの第1号品種で、歴史的価値が高いバラです。
このラ・フランス以降に作出されたバラをモダンローズ、以前に育成されたバラをオールドローズと呼びます。
花は最近のハイブリッド・ティーに比べれば丸みがあり、桃色のカップ咲きに近い剣弁抱え咲きです。
花首はあまり強くなく、うなだれて咲く感じです。枝全体が細めですが、しなやかで張りがあります。
ピンクの花弁は45枚とも言われ、花弁数が多く、幾重にも重なる大輪。
雨にあたると開かないこともあります。ダマスク系の強い香りがあります。
なお、交配親に関しては諸説があります。


ラ・フランス
【基本データ】
科属:バラ科バラ属
系統:[ HT ]ハイブリッド・ティー
品種名:ラ・フランス
英名:La France
別名:天地開
花期:5~10月
開花性:四季咲き
花色:ピンク色
花の大きさ:10cm
花形:剣弁抱え咲き
香り:強香
樹高:~1.2m
樹形:直立性
作出:フランス/Guillot (ギョー)/1867年
交配親:Mme. Falcot の実生
花言葉:美しい少女、上品、気品、しとやか、恋の誓い、満足
誕生花:6/1、6/4、7/15
撮影:2016/05/13 旧古河庭園

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